MENU CLOSE
TOP お役立ちコラム食品メーカーのための海外販路拡大ガイド。最初の一歩から、成功までの進め方

食品メーカーのための海外販路拡大ガイド。最初の一歩から、成功までの進め方

国内だけでは、もう限界かもしれない。

そう感じながら、次の一手をどう打てばいいか決めきれずにいる。

食品メーカーの方から、そういう声をよく聞きます。

その「次の一手」として、海外がまだ視野に入っていないケースは少なくありません。

海外と聞くだけで、言葉の壁、規制の違い、輸送の問題。

いくつもの「難しそう」が頭をよぎるからです。

でも、その壁の多くは、進め方さえわかれば越えられるものです。

私たちは30年以上、食品メーカーや自治体の海外展開を現場で支えてきました。

その経験から、海外販路拡大の進め方を、できるだけ正直にお伝えします。

なぜ今、食品メーカーに海外販路拡大が必要なのか

国内市場は「縮んでいく」という前提に立つ

日本の食品市場は、長い時間をかけて成熟してきました。

裏を返せば、これ以上大きく伸びる余地が限られているということです。

人口は減り続け、国内の胃袋の数は確実に少なくなっていきます。

どれだけ良い商品を作っても、買ってくれる人の数そのものが減っていく。

これは、努力では変えられない構造的な変化です。

だからこそ、売り先を国内だけに限らないという発想が、これからますます大切になります。

海外で広がる「日本食ブーム」という追い風

一方で、海外に目を向けると、明るい風が吹いています。

日本の食への関心は、アジアを中心に年々高まっています。

「日本のものなら間違いない」。

そう考えてくれる人が、海を越えた先にたくさんいるのです。

国内では当たり前の商品が、海外では「特別な日本の味」として受け取られる。

この追い風を活かさない手はありません。

「いつかは海外」から「今こそ海外」へ

海外展開を、「いつか余裕ができたら」と考えている方は少なくありません。

しかし、国内市場が縮み、海外の関心が高まっている今こそ、動き出すのに良いタイミングです。

準備が完璧に整う日を待っていると、機会のほうが先に過ぎていきます。

大きく構える必要はありません。

小さく、試せる規模から始めればいい。

その最初の一歩を、今こそ踏み出すときです。

海外販路拡大の、代表的な4つのアプローチ

海外に商品を出す方法は、ひとつではありません。

代表的な4つの進め方を整理します。

自社に合うのはどれか、考えながら読んでみてください。

商社や貿易会社を通じた間接輸出

最もハードルが低いのが、商社や貿易会社を通じて輸出する方法です。

輸出の手続きや現地の販路を、経験のある会社に任せられます。

自社は商品づくりに集中しながら、海外に踏み出せる。

はじめての海外展開では、この形から始める企業が多くあります。

リスクを抑えながら、確実に経験を積める進め方です。

海外バイヤーとの直接取引

現地のバイヤーと直接やり取りする方法もあります。

中間に入る会社がいない分、利益率は高くなりやすい。

ただし、契約や輸送、トラブル対応まで自社で担う必要があります。

ある程度の経験と体制が整ってから挑む形だといえます。

越境ECやオンラインモールでの販売

近年、選択肢として増えているのが、越境ECです。

海外向けのオンラインモールに出品し、現地の消費者へ直接届ける方法です。

店舗を持たずに始められ、小さくテストしやすいのが魅力です。

一方で、数ある商品の中で見つけてもらう工夫が欠かせません。

海外の百貨店催事や展示会への出展

そしてもうひとつが、海外の百貨店催事や展示会への出展です。

現地のお客様の反応を、その場で直接確かめられるのが最大の強みです。

固定費をかけずに、小さく試せる。

1回の出店で、次のステップに必要な情報が一気に集まります。

「まず試してみる」ための場として、これ以上ない選択肢です。

私たちが最もお手伝いしてきたのも、この催事という形です。

海外販路拡大で成功する食品メーカーに共通する考え方

200件以上の海外催事を支援してきた中で、見えてきたことがあります。

成功する企業には、共通する考え方があるのです。

いきなり大きな規模を狙わず、小さく試す

うまくいく企業ほど、最初から大きな勝負をしません。

まずは小さく試し、現地の反応を見る。

その手応えをもとに、次の一手を決めていきます。

初回から大量に作り込んで在庫を抱えるのではなく、確かめながら進める。

この慎重さが、結果的に大きな成功につながります。

「日本での売れ方」を、そのまま持ち込まない

国内で売れている商品が、海外でもそのまま売れるとは限りません。

好まれる味、選ばれる価格帯、人気の出る時期。

こうした感覚は、国によって少しずつ違います。

成功する企業は、自社の商品の良さは変えずに、現地に合わせた「見せ方」を工夫しています。

商品そのものではなく、伝え方を変える。

ここに、海外展開の勘どころがあります。

パートナーと並走しながら、現地に学び続ける

海外展開は、一社だけで抱え込むものではありません。

現地の事情を知るパートナーと組み、その知見に学びながら進める。

うまくいっている企業ほど、現地から学ぶ姿勢を持ち続けています。

一度の出店で終わらせず、得た情報を次に活かす。

その繰り返しが、海外での確かな足場をつくります。

海外販路拡大でつまずきやすい、3つの落とし穴

進め方を知っておけば避けられる、よくあるつまずきもあります。

代表的な3つをお伝えします。

国の選定を、なんとなく決めてしまう

「とりあえず近いから」「なんとなく人気だから」。

そんな曖昧な理由で進出先を決めてしまうのは、危険です。

自社の商品が、その国の好みや価格帯に合っているか。

そこを確かめないまま進めると、現地で思うように響きません。

国選びは、海外展開の出発点であり、最も大切な判断のひとつです。

パートナーを、商社の規模やランキングだけで選ぶ

「大きい商社なら安心」と考えてしまいがちです。

しかし、規模の大きさと、自社への手厚さは別の話です。

大手ほど多くのメーカーを抱え、自社の商品が後回しになることもあります。

大切なのは順位ではなく、自社の商品と相性が良く、親身に動いてくれる相手かどうかです。

食品輸出商社の選び方については、別の記事でくわしくご紹介しています。

一度の出店や取引で、成果を判断してしまう

「一回出してみたけど、いまひとつだった」。

それだけで海外展開をあきらめてしまうのは、もったいないことです。

現地での認知は、一度では完成しません。

二度、三度と続けるうちに、少しずつファンが育っていきます。

一回の結果で判断せず、続けることを前提に動く。

この心構えが、成否を分けます。

海外販路拡大の、最初の一歩としておすすめできる進め方

では、具体的に何から始めればいいのか。

私たちがおすすめする、最初の一歩をお伝えします。

まずは情報を集める。JETROや公的支援を活用する

いきなり動き出す前に、まずは情報を集めましょう。

JETRO(日本貿易振興機構)は、海外展開を目指す事業者向けに、さまざまな支援や情報を提供しています。

輸出に関するセミナーや個別相談、現地の市場情報など、無料で使える支援も多くあります。

公的な情報をうまく活用することで、最初の見通しが立てやすくなります。

海外催事・展示会で、現地の反応を体感する

情報を集めたら、次は実際に現地の反応に触れてみることです。

海外の百貨店催事や展示会は、リスクを抑えて現地を体感できる絶好の場です。

お客様がどの商品に足を止めるか。

何を聞かれ、何に戸惑うか。

これは、現地に立ってみないと決してわからないことばかりです。

机の上のリサーチでは得られない情報が、そこにあります。

信頼できる商社・パートナーと組む

そして、海外展開を続けていくうえで欠かせないのが、信頼できるパートナーの存在です。

現地の事情を知り、親身に並走してくれる相手と組むこと。

それが、つまずきを減らし、成果を積み上げる近道になります。

私たち東西食品も、そうしたパートナーのひとつとして、メーカーの皆さまの最初の一歩から定着までを支えてきました。

まとめ|海外という選択肢を、今こそ手に取る

海外販路拡大は、特別なコネクションや大きな予算がなくても始められます。

大切なのは、「正しい場所」で「正しい見せ方」をすること。

そして、小さく試しながら、現地に学び、続けていくことです。

国内市場が縮み、海外で日本食への関心が高まっている今。

海外という選択肢は、これまで以上に現実的なものになっています。

国内では当たり前の商品が、海を渡った先で「特別な一品」として誰かの手に届く。

そういう瞬間のために、私たちは30年以上、この仕事を続けてきました。

まずは「自社の商品が海外で通用するか」を、気軽に話してみるところから始めてみてください。

東西食品への無料相談はこちら

東西食品は、想いのこもった商品を持つメーカー・自治体の皆さまの海外展開を、30年以上にわたってお手伝いしてきました。

「まず話を聞きたい」という段階からでも、どうぞお気軽にご連絡

一覧に戻る

ページ上部に戻る